千里の道も一歩から

読書の感想を中心としたブログです。

はじめまして。

こんにちは。初ブログです。

 

今まで自己啓発本を中心に何冊も本を読んできましたが、進歩がなく、しばらくすると書いてあった内容すら忘れてしまうことがほとんどでした。

 

なんとかしようと思い読んだ本が樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」です。

 

タイトルそのままですが、そこに書いてあったことが本を読んだ直後にアウトプットを行い、記憶に残すということ。

 

アウトプットを行い、脳に重要な記憶だと認識させることで本の内容を頭に焼きつけるということです。

 

また、本に書いてあることを実行することで自己成長につなげていこうと思いブログをはじめました。

読書の感想を中心にアップしていきたいと思います。

 

継続を重視するために、文章の完成度は求めません。

 

 

では、まずはきっかけとなったこの本の紹介から

 

作者は精神科医の先生で執筆活動もされている方。

そのような忙しい環境の中、月20〜30冊近い本を読まれているとのこと。

 

コツとしていくつかの方法を紹介されているが、まずはスキマ時間の利用。

一般的なサラリーマンの1日のスキマ時間を合わせると2時間近くあるという。

自分も現在片道1時間近くの通勤時間があり、それだけで2時間となる。

 

細かなスキマ時間を合わせるともっと多くの時間となるが、このスキマ時間を15〜45分の単位で利用するのが集中力が持続するコツであるとのこと。

 

そしてこの時間を読書にあてることで自己成長が可能となる。

読書をして他人の経験を得ることで、結果的に時間を節約でき、実質上「時間を手にいれる」ことができる。

 

しかし、ただ本を読破するだけでは自己成長は得られない。

記憶に残る読書をしなければ、読んでいないも同然である。

筆者の「本を読んだ」の定義は「内容を説明できる」、そして「内容について議論できる」ことであるという。

 

確かに、今まで本を読んで感銘を受けた、勉強になったなと感じたことは何度もあるが、直後に内容を説明するように言われたら、実際には出来なかったのではと思う。

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」は好きで何度も読んでいますが(漫画版も読みました)、それすらも満足に内容を説明できない有様です。

 

この本ではアウトプットを3回することで記憶を定着させると書いてあります。

また、アウトプットの仕方としても自分しか読まない手帳やノートに書くのではなく、第3者にみられるようなSNS等にアップすることで、緊張感が伴い、想起をより真剣に行うことが出来るとのことです。

 

今回、感想をアップするにあたって重要そうな部分をマーカーで線をひいてみましたが、実際に人前にアップするとなるともっと違ったところに線をひいておくべきだなと感じています。(結構読み返す必要がありました・・・)

 

でもこのような作業がより読書の質を上げているのだと実感できます。

まだまだいろいろな事が書いてありましたがこのくらいにしておきます。

 

「スキマ時間を利用してよりたくさんの本を読む」「読書後にアウトプットを行う」ことで、よりたくさんの本の内容を定着させ自己成長につなげていこうと思える一冊でした。